楽曲ファイルNo.14 |
爽やかな気分こそ健康の原点。 今回は、アレクサンドル・ボロディンのダッタン人の踊りをご紹介します。 |
曲名 | 歌劇「イーゴリ公」より『ダッタン人の踊り』 アレクサンドル・ボロディン (1833-1887) |
効能 効果 |
自動車運転中の事故防止 |
成分 | これから春に向けて暖かい季節になってきますね。そんな中、運転をしていると注意が散漫になってしまったり、暖かい陽気から睡魔に襲われてしまいます。 事故防止のBGMとしては、右脳に適度な刺激を与えてくれる曲がお薦めです。 「ダッタン人の踊り」は、クラシック音楽の中でも、特に危険予知能力を高め、さらにいらだちの心をセルフコントロールするという、交通感性を磨くことができます。 皆さん、交通マナーを守って、安全運転を心がけましょう! |
使用 上の注意 |
@ 次の症状の方には効果がありません。 ・音楽に興味のない方 ・この曲で嫌な思い出がある A この曲が聴く人すべてに同じ影響を与えるとは限りません。 B この選曲は音楽療法ではなく、音楽健康法に区別されます。 |
※ 音楽療法と音楽健康法 の違い:音楽療法とは音楽学・心理学・医学の統合的な学問的の上に成立する治療法で、 明確な治療目的をもちます。音楽健康法とは、音楽を聴く・歌う・楽器を演奏すること により気分転換やリフレッシュ効果、やすらぎなどを期待するものです。 |
エッセイ |
12世紀、ロシアの英雄イーゴリ公は、南方の草原地帯に現れた遊牧民族ポロビッツ人を討つために出陣し、善戦しますが、武運つたなく惨敗して捕虜となってしまいます。しかし、この捕虜生活は長く続かず、脱出に成功して再び故郷の土を踏むという物語が、歌劇「イーゴリ公」です。東洋系のコンチャック・ハーンに捕らわれの身となっているイーゴリ公が、ハーンの奴隷であるダッタン人(正確にはポロヴィツ人)達のダンスを観る場面で、この「ダッタン人の踊り」が演奏されます。ポロヴィツの娘達の歌と踊りの部分の旋律は大変美しく、カスピ海のほとりから奴隷として連れて来られた娘達の哀愁が、ダンスと歌にうまく表現されています。 |