楽曲ファイルNo.13 |
爽やかな気分こそ健康の原点。 今回は、クラシックファンでなくても、聴けば知っている人も多いはず!G線上のアリアをご紹介します。 |
曲名 | G線上のアリア ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685−1750) |
効能効果 | 仕事に疲れたとき |
成分 | 日本人は、とっても仕事熱心な事で知られていますね。勤勉な日本人は、戦後の経済を支えてきましたが、今、多くのビジネスマンは様々なストレスを感じているのではないでしょうか?そんなあなたに贈りたいのが「G線上のアリア」。 この曲はバロック時代(1710―1750)に生まれた音楽で、もともとは管弦楽組曲第3番(全5番)の2曲目にあるアリアですが、のちにウィルヘルミの編曲によってG線上のアリアという有名なヴァイオリンの独奏曲になりました。ゆっくりしたテンポから透き通るような弦楽器の響き、何も考えないで目をつむり、ゆっくりした気分でこの曲に耳を傾けてください。疲れたあなたの心に音楽が鳴り響くでしょう。 |
使用上の注意 | @ 次の症状の方には効果がありません。 ・音楽に興味のない方 ・この曲で嫌な思い出がある A この曲が聴く人すべてに同じ影響を与えるとは限りません。 B この選曲は音楽療法ではなく、音楽健康法に区別されます。 |
※ 音楽療法と音楽健康法 の違い:音楽療法とは音楽学・心理学・医学の統合的な学問的の上に成立する治療法で、 明確な治療目的をもちます。音楽健康法とは、音楽を聴く・歌う・楽器を演奏すること により気分転換やリフレッシュ効果、やすらぎなどを期待するものです。 |
エッセイ |
この曲は、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミが、ヴァイオリン用に編曲したことによって有名になりました。ヴァイオリンには4本の弦が張ってあります。高い音から順に、ミ・ラ・レ・ソの音が出るように合わせられていますが、一番低いソの音のことを「G」といいます。このGの弦だけで演奏できるアリアだから、「G線上のアリア」と呼ばれるようになりました。現在では、ヴァイオリン以外の楽器で演奏する場合にも「G線上のアリア」として紹介されるようになり、広く親しまれています。 |